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 国保組合の基本事業は、適切な医療給付を行うことですが、これは被保険者が傷病にかかった事後の措置です。これに対して、保健事業は、被保険者の傷病の発生を未然に防止、あるいは早期発見により重症化・長期化を防ぎ、また、健康の保持増進を図ることを目的としています。
 東京土建国保組合には、万が一、病気やケガで働けなくなったときの「命の綱」としての使命とともに、体が資本である組合員を「病気から守る」、「病気を早く発見して治してもらう」という使命があり、保健事業の推進は、多くの仲間の命と健康を守り、安定した生活の基盤づくりとなります。
 病気にかからなければ医療費もかかりませんし、早期に発見できれば症状が重篤になる前に治療することができ、早めに治ることになります。結果として、医療費の支出を低く抑えることができ、国保組合の健全な財政運営にもつながる事業です。健診などを積極的に受診しましょう。