菅原道真が祀られてる平河天満宮

　今回はかつての大名屋敷街である紀尾井町周辺を歩きます。この周辺は坂が多くアップダウンが激しいエリアです。
　半蔵門駅4番出口から地上に出て右手に進みます。日本カメラ博物館の看板が見えたら右折します。博物館前をそのまま進み、突当たりを左折すると千鳥ヶ淵の交差点がありますので、右折して内堀通り沿いに歩くとイギリス大使館が見えてきます。英国王室の紋章が施された格調高い建物です。
　そのまま半蔵門交差点（新宿通り）を渡り、二本目の路地を右折します。信号を渡り、その次の路地を左に進むと、平河天満宮に到着します。この辺りの地名（平河町）の由来となっており、ビルやマンションの谷間にひっそりと立っています。天神様（菅原道真）のシンボルの牛の石像が鎮座しています。

大久保利通の石碑

　神社を出て正面坂を下り、突き当たりを右手に歩きます。突き当たりの貝坂通りを下り、左手に砂防会館が見えたら右折。突き当りの諏訪坂を下ると地下鉄永田町駅の表示が見えてきます。
　右手すぐには赤坂見附の交差点が見えます。弁慶橋を渡って紀尾井町通りを歩くと10分ほどで清水谷公園に到着。この公園は、江戸時代には紀尾井町の由来である紀伊徳川家と井伊家の屋敷があった場所で、清水が湧き出たことから、その名がついたと言われています。園内には、この付近で暗殺された大久保利通の石碑があります。
　公園を出て紀尾井町通りを進行方向に進み、信号を渡ってまっすぐに歩くと10分ほどでゴールの四ツ谷駅です。