ウォーキングしませんか? ~お台場編~
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 今回は東京のウォーターフロントとして人気のある臨海地域を歩いてみました。東京湾を埋め立てたお台場の潮風公園から台場公園までの片道2.7キロのウオーキングです。

 ゆりかもめの「船の科学館」駅で下車すると見えるのが臨海副都心内で最大の広さを誇る潮風公園です。エキゾチックな雰囲気の水と緑のプロムナードから公園内部に入ると目の前に東京湾が広がります。子供の水遊び場となる噴水広場や遊具「しおかぜ丸」があり、お子様でも存分に楽しめる環境です。予約をすればバーベキューもできる広場も備わっており、一日を通じて楽しむことができます。

 潮風公園北部からゆりかもめの線路に沿って道なりに進むと、大型シティホテルを横目にして、お台場海浜公園へ入ります。東京湾の入り江を利用した公園内は、人工ビーチでの砂浜遊びや釣りができる磯浜があり、港内を回遊する船や海上バスを眺めることができます。最も目を引くのは、美しいシルエットのレインボーブリッジで、夕方近くであれば、暮れなずむ都会の姿を眺めながらのロマンチックなウオーキングができます。また、近くには多くの商業施設があるので、歩き疲れた時にお洒落なカフェで休憩することもできます。

 公園内の砂浜沿いを歩いてゆくと、台場公園に着きます。江戸時代に造られた品川台場のうちの一つで、幕末の外国艦船の来航から江戸を守るための砲台の名残を見ることができます。現在の公園としての姿になったのも昭和3年と古いですが、対岸にみえる商業施設や観覧車のネオンが時代の経過を感じさせない、憩いの場となっています。健脚に自信がある方は、この台場公園を折り返し地点とし、再び潮風公園に向かってウオーキングを続けてみてはいかがでしょうか。
【国保だより 07年5月号掲載】
 

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