ウォーキングしませんか? ~等々力渓谷~田園調布編~
東京土建国保組合ホームへ

 今回は世田谷区等々力と大田区田園調布周辺でのウオーキングです。「等々力渓谷」から多摩川の河川敷を経て田園調布駅までの約4・5キロの距離を歩くコースとなっています。

 東急大井町線の等々力駅からスタートし、親切な看板等に従って歩くとすぐにあるのが区内で唯一の渓谷である「等々力渓谷公園」です。公園に入って驚くのは、区内とは思えない自然豊かな渓谷美が視界に飛び込んでくることです。谷沢川に沿って緑溢れる遊歩道が約1キロ続いており、野鳥のさえずりが聞こえ、樹木が生い茂っているので暑い夏でも木陰でほっと一息つける場所ですので、住宅地であることを忘れてしまいそうになります。また、「等々力不動尊」や「等々力渓谷横穴古墳」など見所も満載ですので、視覚的にも楽しみながら歩くことができます。

 「等々力渓谷」を出て、住宅街を抜けると多摩川の土手です。対岸は川崎市で、河川敷には運動場や野球場が広がって開放感たっぷり。土手を降りて多摩川を下っての2キロ弱の川沿いの道は地域住民の方のお散歩コースとなっているようで、同じように歩いたり走ったりする人々が多く見受けられます。

 川沿いの道が多摩堤通と合流したところで、正面に小高い丘陵地が見えてきたら、そこは「多摩川台公園」です。公園内部には都内では珍しく残っている6~7世紀に作られた「多摩川台古墳群」と呼ばれている複数の古墳や湿性植物園、さらに4~5世紀に作られたとされ、昭和3年に国の史跡指定を受けた前方後円墳の「亀甲山古墳」があります。古墳展示室も併設されていますので、出土品などを見ながら古代に思いを馳せるのもまた楽しいですね。

 古墳を後にし、「宝来公園」へ向かいます。こちらの公園は小さいですが池があり四季折々の草花が美しく、庶民の憧れの地である田園調布の高級住宅街の住人だけでなくウオーキングで訪れる人にもおこぼれがありそうですよ。素敵な家々をうっとりと拝見しつつ東急東横線田園調布駅がゴールとなります。
 治療中の病気がある方は、医師にご相談の上、行なって下さい。
【国保だより 07年7月号掲載】
 

大きな地図で見る
ウォーキングトップへ戻る