インフルエンザにご用心
手洗い・咳エチケットと予防接種で 流行前から感染予防対策を

インフルエンザの流行は例年12月〜3月頃で、1月?2月に流行のピークを迎えます。とくに65歳以上の方や子ども、妊婦の方は感染しやすいので、予防接種を受ける等の対策をしましょう。また、普段から手洗いや湿度の管理を行なう等の対策をして、インフルエンザに「かからない」「うつさない」ようにしましょう
インフルエンザとは
インフルエンザとは、口や鼻から入ったインフルエンザウイルスが、のどの粘膜などで増えることで起こる急性の呼吸器感染症です。
流行時期は12月から3月で、症状は急な発熱、のどの痛み、頭痛や体のだるさ、関節の痛みなど全身症状です。
インフルエンザになりやすい人
65歳以上の方や子ども、妊婦は免疫力が弱く、インフルエンザに感染しやすいので、注意が必要です。また、子どもはまれに急性脳症になることもあります。
呼吸器や心臓に持病のある方は、肺炎などを起こし、重症化することもあるので、特に注意しましょう。
感染経路
インフルエンザは、ウイルスが口や鼻から入り、増えることで発症します。主な感染経路は飛沫(ひまつ)感染です。
飛沫感染とは、インフルエンザに感染している人の、咳や、くしゃみなどでウイルスが飛び、それを健康な人が吸い込むことで、ウイルスが体内に入ることです。
ほかにも接触感染があり、ウイルスに感染した人の咳やくしゃみ、鼻汁が付いたドアノブなどを、健康な人が触ると、手にウイルスが付着します。その手で口などに触れ、間接的にウイルスに感染することです。
予防接種
予防接種は、インフルエンザが発症する可能性を減らし、発症しても重症化することを防ぐ効果があります。
インフルエンザは例年12月〜3月頃に流行し、1月〜2月がピークとなります。今年は、ワクチンが少ないと報道されていますが、医師と相談の上、12月中旬までに予防接種を受けましょう。
咳エチケット
普段から、「咳エチケット」を心がけて、インフルエンザに「かからない」「うつさない」ようにしましょう。
@インフルエンザの流行に関わらず、咳やくしゃみが出るときは、できるだけマスクをする。とっさの咳や、くしゃみの際にマスクがない場合は、ティッシュや腕の内側などで口と鼻を覆い、顔をほかの人に向けない
A鼻汁や痰(たん)などを含んだティッシュは、すぐにゴミ箱に捨て、手のひらで咳やくしゃみを受け止めたときは、すぐに手を洗う
手洗いが有効
流水とせっけんによる手洗いは、手や指についたインフルエンザウイルスを除去するために有効な方法です。また、アルコール製剤による手指(しゅし)衛生も効果的です。
適切な湿度にしよう
空気が乾燥すると気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。また、インフルエンザウイルスは、湿度が低いと活発に活動するので、加湿器などを使用して、適切な湿度(50―60%)を保つことが効果的です。
睡眠と食事
インフルエンザを予防するには、日頃から十分な睡眠と、バランスのとれた食事をとり、からだの免疫力を高める必要があります。
そうすれば、仮にインフルエンザウイルスが体内に入っても、免疫力で増殖を抑えることができます
早めの受診を
インフルエンザの薬は、発症後48時間以内の服用が効果的と言われてますので、症状が出たら、早めに医療機関を受診しましょう。
また、インフルエンザは発症した前日から発症後の3〜7日間は、鼻やのどからウイルスを排出すると言われているため、外出を控える必要があります。
【参考:厚生労働省、東京都福祉保健局(各ホームページ)】
インフルエンザ予防接種 申請で2千円の補助
国保組合では、組合員と家族がインフルエンザ予防接種を受けたとき、4月1日から翌年3月31日までの間に1人1回、一律2千円の補助が受けられます。
補助を受けるには、申請書に必要事項を記載し、領収書の原本または接種済証の写し、母子手帳の写しなど接種日・医療機関名・接種を受けた人がわかるものを添付して、所属の支部へ提出してください。
なお、申請書は『土建国保ガイド』巻末のほか、国保組合ホームページから印刷することもできます。



温泉センター割引利用券
「国保温泉センター割引利用券」を国保組合加入の希望者に配付しています。
1枚で3人まで利用でき、有効期限は2018年3月31日までです。限られた枚数のため、希望される方は、お早めに所属の支部までお申し出ください。利用できる施設は次の4施設です。
西多摩郡檜原村
「数馬の湯」
西多摩郡奥多摩町
「もえぎの湯」
あきる野市
「瀬音の湯」
西多摩郡日の出町
「つるつる温泉」


給付金申請書の受付締切日の変更
12月1日から4日にかけて、システムの入替により支払業務ができなくなるため、2017年12月11日(月)支払い分の「療養費以外の給付金申請書の受付締切日」を、下記のとおり変更します。
組合員の皆様には、ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い致します。
【変更前】11月27日(月)
【変更後】11月22日(水)
※12月11日(月)の給付金の支払いは、受付締切日に給付金申請書が国保組合に到着していることが必要です。また、支給審査の結果、支給対象外、または支給が保留となることがあります。

個別健康サポート利用者の声
個サポ4回目 5年で25s減
【墨田・電気・Fさん】
今年の6月に受けた健診の結果、個別健康サポート(以下、個サポ)の対象になり、国保組合から通知が届いたので申込みをしました。
私は5年位前までは、体重が100s近くあったこともあり、個サポの利用は4回目です。
当時は体が重かったからか、ヘルニアの症状も出ていたので、個サポに申込み、「脱メタボ」の取り組みを始めました。
5年間の取り組みの結果、毎回目標を達成することができ、現在までに約25sの減量に成功しています。
今回の個サポでは、保健師さんと面談し、「体重を3s減らす」こと「お酒を控える」ことを目標に設定し、日々取り組んでいます。
個サポの通知が届いた方で、すでに、ご自分で健康に関する取り組みをされている方もいると思いますが、個サポを受けて、専門家にアドバイスをもらった方が、より効果があると思います。
個サポは費用もかからないので、申し込むことをおすすめします。
私は、今回も目標を達成し、次回の健診では、個サポの対象から外れたいと思います。
東京土建健診の受け方
みなさま、今年の健診受診はお済みですか。保険証に健診受診券が付いている方は、早めに健診を受けましょう。
東京土建国保の健診は、次の3通りの受け方があります。@Aは自己負担がありませんが、Bは自己負担がありますので、ご注意ください。
最後のCは「節目健診」の受け方のご案内です。
@支部集団健診で受診
支部会館や地域の公共施設等で、日曜日等に健診を受けられます。下の表をご確認のうえ、所属の支部へお申し込みください。
A健診契約機関で受診
国保組合と契約している健診契約機関へ、直接連絡をして、健診の予約をしてください。自宅や職場の近くなど、都合に合わせて選べます。
対象年齢の方は、がん検査の補助を受けることができます。健診契約機関は、みなさんにお配りしている「土建国保ガイド」(小冊子)やホームページで、ご確認ください。
また、ホームページでは日曜健診や夜間健診、女性健診が受けられる契約機関を掲載していますので、ぜひ一度ご覧ください。
Bかかりつけ医などの契約機関外で受診
健診を受ける医療機関が契約機関でないときは、窓口で健診費用を全額支払い、申請により5千円(胸部レントゲン検査を追加すると7千円)までの実費を、補助金として受け取ることができます。
国保組合が指定する検査項目を受けることが、補助金の支給条件となります。
申請書は所属の支部、またはホームページからお取り寄せください。
C節目健診の対象の方
健診受診券に「★節目健診(人間ドック)★」と書いてある方は、5年に一度、国保組合からの補助額を差し引いた金額で、節目健診を受けられるチャンスです。
対象者は節目健診と東京土建健診のいずれかを選んで受診できます。土建国保ガイドやホームページで、節目健診の受診が可能な契約機関を選んで、直接予約をしてください。
年が明けると、健診機関が混み合いますので、早めの予約をお願いします。





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