ウォーキングしませんか? ~浅川・多摩川土手編~
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 今回は浅川・多摩川土手をウオーキングしてきました。京王線の高幡不動駅にほど近い、多摩川の支流浅川にかかるふれあい橋を起点にして南岸の土手を下流方向へ終点の聖蹟桜ヶ丘駅までの約4キロのコースです。

 スタート地点であるふれあい橋は、みどりと清流のまち日野のシンボルであり、その優美で斬新なデザインから、映画やドラマなどのロケ地として人気を集めています。橋の上からは上流方向に富士山を望むこともできます。また、この辺りは新撰組副長である土方歳三が生まれ育った地としても有名で、対岸にある生家跡(資料館)に立ち寄ってみるのも良いでしょう。

 新井橋と多摩都市モノレールの下をくぐり抜け、ウォーキング、ジョギング、サイクリングで賑わう土手を更に下流へ歩いて行くと、多摩川と程久保川と合流し、川幅が広くなります。
 その先の府中四谷橋を過ぎると、河川敷のグラウンドでテニス、サッカー、ラグビーに汗を流したり、釣りやバードウォッチングをしたり、川と触れ合い楽しむ人々と出会えるでしょう。ここまで来ればもうゴールは目前です。右手に聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンター、前方に多摩川にかかる京王線の鉄橋が見えてきます。その鉄橋のたもとがゴールになります。
 河原に腰を下ろして目を閉じれば、電車が通る度に響く鉄橋の金属音、水鳥の羽ばたく音や鳴き声、川魚が跳ねて川面に着水する音、水遊びに興じる子供達の笑い声が聞こえてきます。懐かしい風景や思い出がよみがえってくるかもしれませんね。

 今回のコースと並行して走る京王線の南側には、現在も豊かな自然を残す多摩丘陵が広がり、映画「耳をすませば」のモデルとなった聖蹟桜ヶ丘駅付近の風景、若山牧水をはじめ幾多の文人たちに愛された京王百草園、関東三大不動尊の一つに数えられる高幡不動尊、子供に人気の多摩動物公園や多摩テックなど素晴らしい眺望が楽しめる場所やウオーキング、散策コースが数多くあります。せっかくですから一度訪ね歩いてみるのもいいでしょう。
【国保だより 07年12月号掲載】
 
 

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