 |
秋には黄金色に輝く田園調布駅前の銀杏並木 |
今回は新壱万円札の顔、実業家・渋沢栄一 にゆかりのある田園調布を歩きます。田園調布駅の改札を出て左の階段を上がると、旧駅舎へ。旧駅舎を中心に放射状に広がる街並みは、大正7年に渋沢栄一が英米の田園都市に着目し、パリの凱旋門周辺をモデルに造られたとか。放射線状道路の銀杏並木を左斜め前方に進むと、梅林で有名な宝来公園へ。多機能トイレ近くの公園出口から南西に進むと多摩川台公園が見えてきます。園内には国の史跡である亀甲山 古墳を始め、古墳が8基連なる多摩川台古墳群があり、入館無料の古墳展示室では、古墳の作り方を学べたり、出土した埴輪等を見られます。園内はとても広く、自然林の道や、水生植物園、あじさい園の他、遊具や多数のベンチもあるため、散策やひと休みにもおすすめです。見晴台からの景色は多摩川八景の一つにも選ばれ、天気が良ければ富士山が見えることも。多摩川沿いの公園出口を出て左折し、東急線の高架下をくぐって交差点を左折すると、家庭円満・安産・子宝で有名な多摩川浅間神社へ。社殿近くの展望スペースからは、雄大な多摩川と丸子橋が一望できます。
 |
赤い欄干が映える桜橋 |
踏切を渡ってすぐに右折し、大田区内最古のトンネルをくぐった先には六郷 用水遊歩道が続きます。東光院を左折してさらに道なりに進むと、福山雅治さんの名曲『桜坂』の舞台となった桜坂見えてきます。中ほどには真っ赤な桜橋がかかり、春にはお花見の名所となります。さくら坂上交差点を左折し、田園調布本町の交差点を直進して1つ目の信号を左折します。富士見坂をくだって踏切手前を右折すると、ゴールの多摩川駅が見えてきます。
※治療中の病気がある方は医師にご相談のうえ、行ってください。
コースデータ
総距離 約4km
所要時間 1.5時間(散策含む)
歩数 約8,500歩
【国保だより 24年10月1日号掲載】 |