ウォーキングしませんか～羽村・玉川上水～

　～羽村・玉川上水～

多摩川と玉川上水の分岐点である羽村取水堰

　気温の高い日が続く季節です。熱中症にならないように、水分補給をしながら、休憩をとって歩きましょう。
　ＪＲ羽村駅東口を出ると、駅のロータリー前のスーパーの向かい側には、まいずいず井戸があります。多摩地方の方言でカタツムリを「まいまいず」と言うそうで、カタツムリの形に似ていることからこう呼ばれているとか。来た道を戻り、駅の西口に出ます。信用金庫沿いの道を直進し、新奥多摩街道を越え、都道163号を進むと、左手に禅林寺があります。この寺には、羽村出身の文豪・中里介山の墓があります。墓は、本堂裏の小道を登った高台にあります。来た道を戻り、寺を出て左手に進むと、羽村堰入口に到着。
　羽村橋を渡ると、右手には、多摩川と玉川上水の分岐点である羽村取水堰が見えてきます。

新宿区まで約43キロに及ぶ玉川上水

　江戸時代に、幕府の命を受け、多摩川庄右衛門・清右衛門兄弟は、かつて氾濫を繰り返し、橋をかけることができないほどの激流であった多摩川に、堰を設け、慢性的な水不足に悩まされていた江戸市民たちの生活用水路として、羽村から四谷木戸・新宿区まで約43キロに及ぶ玉川上水を完成させました。この付近は、散歩コースとして人気があり、春には川沿いに桜並木が満開となります（今は木々の緑がまぶしいです）。
　玉川上水沿いを福生方面にひたすら歩きます（車は入れませんが、歩行者は通行可能です）。宮本橋まで来たら、左折して横断歩道を渡り、奥多摩街道を右に進みます。永田橋通り突き当ったら駅方面に向かい、ＪＲ福生駅でゴールです。

　注意：治療中の病気がある方は医師にご相談のうえ、行なってください。
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