休日にはたくさんの人でにぎわう井の頭池のボート場

　京王井の頭線井の頭公園駅の改札を出てすぐの井の頭恩賜公園。公園の歴史は古く、徳川家光に「１番の井戸」と絶賛されたのが公園の名前の由来になっているとか。

　公園に入ってすぐの雑木林では、春は桜、秋は紅葉を楽しむことができます。前に見えてくる井の頭池の周囲は遊歩道です。遊歩道は左右に分かれていて、左右の道で少し趣が違います。
　向かって左（井の頭側）の道は少し狭いですが、木陰になっていますので夏は涼しく感じられそうです。向かって右（吉祥寺側）の道は広くて日当たりが良く、日差しを温かく感じながら歩くことができるので、その日の天候や気分で選ぶのも良いかもしれません。

ジブリ美術館

　今回は右側を歩いてみたいと思います。こちらの道は、休日になると様々な露店が多く出て、かわいい小物などが売られています。池の真ん中ほどまで歩くと小さな野外ステージがあり、この付近では大道芸人のパフォーマンスを見ることができます。
　左側にかかっている七井橋を渡ると、色とりどりの鯉や水鳥が見られます。橋の先には井の頭自然文化園（分園）があります。さらに狛江橋を渡り、右側を池沿いに歩いていくと、弁財天が見えてきます。すぐ左側の石段を上って林道を進み、広場のような競技場を抜けると、三鷹の森ジブリ美術館が見えます。屋上には「天空の城ラピュタ」に出てくるロボット兵の姿も。

　ジブリ美術館を後に弁財天のところまで戻り、池の左側を歩きましょう。井の頭池の水源となっている、湧き水のお茶の水を通り、七井橋まで来たら左折し、階段を上っていくと焼鳥で有名ないせやのいい匂いが漂ってきます。立ち並ぶ商店をながめながらいけば、井の頭通りに出ます。横断歩道を渡り、ゴールの吉祥寺駅に到着です。

注意：治療中の病気のある方は医師にご相談のうえ、行なってください。

コースデータ

総距離　　　約6km
所要時間　　1時間30分（散策含む）
歩数　　　　約　10,000歩

井の頭公園駅（井の頭線）

0分

園内（散策）

公園出口（吉祥寺駅側）

5分

吉祥寺駅・公園口

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