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狛江駅北口広場にある乙女の像 |
今回は、多摩川に沿って、狛江市から調布市にかけて歩きます。
小田急線狛江駅北口を出て左側の池の横で、多摩川にちなんだ万葉集の一首「多摩川にさらす手作りさらさらに 何ぞこの児(こ)のここだ愛(かな)しき(訳:多摩川にさらす手作りの布のように、さらにさらにどうしてこの娘がこんなにも愛しいのだろう)」に詠われる乙女を表現した乙女の像が迎えてくれます。
この像を目印に左へ曲がると、本堂が市内最古の建造物である泉龍寺が見えてきます。お寺の門を背に、1つ目の角を右折し、しばらく道なりに歩きましょう。大きな通りに出たら左へ。前方、右手に江戸時代の農家を保存している狛江市立民家園のかやぶき屋根を見ながら、まっすぐ進むと、多摩川へ到着です。
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歩道が整備され、歩きやすい多摩川周辺 |
乙女に想いを馳せながら、多摩川土手を歩いていきましょう。左手にはチラチラと松の木が植わっています。昔は時代劇の撮影場所にも使われたそうです。土手を降りたら、左へ。
日活調布撮影所付近から約1kmは、彫刻の道として遊歩道沿いに彫刻が9点展示されています。あたりはソメイヨシノが植わっていて、春には桜並木を楽しめます。
そのまま道なりに歩き、高架を走る電車が見えれば、ゴールの京王多摩川駅です。
【国保だより 13年11月号掲載】
コースデータ
総距離 約4km
所要時間 1時間30分
歩数 約6,000歩
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