ウォーキングしませんか? ~牛込、牛天神、撫で牛編~
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湯島天満宮の「撫で牛」
 丑(うし)年ということで、『牛』にまつわるスポットを辿っていきます。

 スタートの飯田橋駅西口の前にかかっているのは「牛込橋」、その横には「牛込門(牛込見附)」の石組みのあとがのこされており、かつては江戸城外郭門の1つでした。大宝律令(701年)により、この地に国営牧場ができ、牛の飼育がさかんだったことから「牛込」となったといわれています。

 牛込橋をくだり、外堀通りを駅東口方面に向かいます。歩道橋を渡ってガソリンスタンドを左折。ゆるい登り坂の頂点が『牛天神下』交差点で、脇道の奥に「牛天神」北野神社があります。かの源頼朝公が奥州征討の途中、この地で岩に腰掛けて休息しました。夢の中に牛に乗った菅原道真公が現れ、願いが叶うことを告げたとされています。
 以来、境内にある牛石に願いをかけて撫でると願いが叶うと伝えられているそうですよ。

 東京ドーム方面へ向かえば武家屋敷を思わせるような小石川後楽園の外壁とその向こうにジェットコースターを眺めることができます。江戸時代と現代が入り混じり異様な感じもしますが、これもこの街の『趣』の一つと言えるかもしれませんね。
 丸ノ内線のガード下(このあたりは地上鉄です)を抜けて、柔道の総本山「講道館」の前で嘉納先生に挨拶したら春日通りを東へ向かいます。

 遠くからでもわかる大きな鳥居が見えると「湯島天満宮」です。言わずと知れた『学問の神さま』『天神さま』として敬われている菅原道真公がまつられています。
 こちらの境内にも石造の牛があり、体の調子が悪い部分を撫でると良いと、信仰を集めています。まだ初詣をしていない方、ご家族に受験生がいる方には特にオススメですよ!!
 春日通りに戻って御徒町駅でゴールです。
【国保だより 09年1月号掲載】

コースデータ

総距離   4.0km
所要時間  2時間(散策含む)
歩数    10,000歩


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START

飯田橋駅西口・牛込門

15分

牛天神 北野神社

8分

講道館

20分

湯島天満宮

8分

御徒町駅

GOAL
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