東京土建国民健康保険組合
ホーム 加入するとき 健康診査・保健事業 保険給付について 保険料・異動手続き ケガ・交通事故について 申請書
国保だよりインデックス
  バックナンバー    
文字の大きさ 小 中 大  
 
 
国保組合だより2019号(2月1日号)
ジェネリック医薬品
差額通知をお送りします

私の薬はジェネリックにできる?
 まずは相談してみましょう

 東京土建国民健康保険組合では、組合員・家族の皆さんの負担軽減の案内として、ジェネリック医薬品の差額通知をお送りします。該当者の方には、2月に、現在服用している薬をジェネリック医薬品に切り替えた場合の差額をお知らせしますので、切り替えをする際の参考にしてください。

 ジェネリック医薬品とは?
 ジェネリック医薬品は、先発医薬品(新薬)の特許期間が切れた後で、先発医薬品と同じ有効成分(効き目と安全性について薬事法にもとづき承認を受けた成分)を持つ薬として製造販売された「後発医薬品」です。
 薬の開発には長い年月と研究費などの莫大な費用が必要であるため、先発医薬品には20年から25年の専売特許があり、その間は類似品の製造・販売ができないように法律で保護されています。
 ジェネリック医薬品は先発医薬品と比較して開発にかかる期間と費用を抑えられるため、価格が先発医薬品の2割から7割程度に設定されており、医療費の節約に有効であるとして、普及を推進されています。特に、生活習慣病や慢性疾患などで長期服用をしている方に経済効果が高いと言われています。
 各国での保険制度の違いはありますが、WHO(世界保健機関)の推奨もあり、欧米では50%以上がジェネリック医薬品になっています。日本でも年々利用する人が増え、2010年時点では20%を超えています。

 効き目や安全性は?
 ジェネリック医薬品は効き目や安全性が先発医薬品と同等であると厚生労働省に承認された薬です。
 先発医薬品の有効成分は、特許期間が満了するまでに多くの患者に使用され、その成分の有効性や安全性が確認されています。
 ジェネリック医薬品は、長い間実際に使われてきた先発医薬品と同じ有効成分を使用していますが、着色料や保存料などの添加物については違うものが使用されている場合があります。また、薬の形や大きさ、味などに独自の改良を加えて、より飲みやすく工夫しているものもあります。
 そのため、品質が気温・湿度に影響されないかどうか、長い間保管しても変化がないかをみる安定性試験や、人の血液中で薬の成分が溶けるスピードや溶け方について先発医薬品と比較する生物学的同等性試験など、厚生労働省が定める様々な試験を経て承認を受けています。

 ジェネリック医薬品の処方
 ジェネリック医薬品を処方してもらうには、その意思を伝える必要があります。伝え方に困った場合には、国保ガイドの巻末についているジェネリック医薬品希望カードなどを提出して伝えましょう。
 初診時であれば、問診票を提出する際に「ジェネリック医薬品でお願いしたい」と伝えておくのも一つの方法です。
 処方せんが出た場合、「ジェネリック医薬品への変更不可」という欄に、医師の署名や押印がなければ、薬局で相談をして変更をしてもらうことが可能です。お試し調剤という制度を利用して、長期処方の一部期間だけをジェネリック医薬品に切り替えて試すこともできます。
 ただし、ジェネリック医薬品は、すべての薬に対して作られているわけではありません。特許期限や取扱い状況などで、切り替えができない場合もあります。
 また、ジェネリック医薬品は使用されている添加物が先発医薬品と異なる場合がありますので、アレルギー体質の方は、特に注意が必要になります。
 まずは、自分が服用している薬を切り替えられるかどうか、体質も含めて医師や薬剤師に相談しましょう。

ジェネリック医薬品 差額通知の見かた

感染症が流行っています

就業実態が変わったときには届け出を

算定基礎届の提出はお済みですか?

歯科検診で歯をチェック

健康診査はお早めに

気になる体重をチェック

ツアー旅行が割引料金に

東京健康ランド閉店のお知らせ

家庭内事故の予防と応急手当

〜家庭内に潜む事故とその対応 東京消防庁のデータをもとに〜

 病気やけが、事故などは、場所や時間にかかわらず突然起こるものです。いざという時の対応が、病気やけがの経過への影響はもちろん、命を救えるかどうかにもかかわります。家庭内での事故やその予防、応急手当の方法について、東京消防庁防災安全課新田さん、救急指導課齋藤さんに話を聞きましたのでご紹介します。

応急手当 その前に
 事故にあう可能性は誰にでもありますが、それぞれの年齢、性別、生活のあり方によって遭遇しやすい事故があります。自分がどんな事故にあいやすいのかを知っておくことで、事故にあう可能性を減らすことができます。
 自分や家族がどのようなことに気をつければよいのかを意識して、まずは日常生活の中での事故を防ぎましょう。

事故はどこで起こっている?
 日常生活の事故で、年間約11万人が救急搬送されています。これは救急搬送全体の約18%を占めています。
 場所別では、半数が住宅などの居住場所から救急搬送されています。次に多いのが道路や駅などの交通施設です。安全と思われている家庭の中でも事故が多く起こっていることが分かります。

日常生活事故による救急搬送(場所別)

多いのはどんな事故?
◆転倒(ころぶ)事故
 年齢を問わず多く、年間約5万7千人が「ころぶ」ことでけがをしています。事故全体の約52%を占めます。
 転倒事故の約40%は家庭内で発生しています。部屋の整理整とんを心がけ、家具や敷物によるつまずきを防ぎましょう。転んだ際に物にぶつかる危険も少なくなります。
 実は、転倒事故で一番多いのは障害物のない場所で転ぶ事例です。特に高齢者は、姿勢を変える際にめまいを起こして転ぶ事故が多くなっています。長時間同じ姿勢でいたときは、意識してゆっくりと動くようにしましょう。
 若い人でも、飲酒をした際などは十分に注意してください。
◆小さな子どもの「落ちる」事故
 階段やベランダからの転落のほか、テーブルやイスなど家具からの転落も報告されています。高所からの転落は命にかかわります。窓際やベランダに、足場になりそうなものを置かないように心がけましょう。
◆もので切ったり、ものが刺さったりする事故
 年間3千人以上が救急搬送されており、特に20代、30代や女性に多くなっています。家庭だけでなく仕事中のけがも多く、包丁やナイフのほか、ガラスや電動工具によるけがも多くなっています。
◆ドアや機械、窓、自転車などに身体や身体の一部をはさまれたり、巻き込まれたりする事故
 年間約2千人が救急搬送されており、特に5歳までの子どもと20代、30代の男性に多くなっています。ドアの開閉時は、子どもの居場所に注意しましょう。また、機械や工具は使用時だけでなく管理にも気をつけましょう。

「おぼれ」による月別の救急搬送人員

冬に気をつけたい事故は?
 特に気をつけたいのは、家庭内では「浴室での溺水(おぼれ)」、屋外では「積雪や凍結した路面での転倒」です。
◆浴室での溺水(おぼれ)
 12月〜3月に増え、0歳から2歳の乳児と高齢者の方に多く起こっています。
 おぼれは重症化する割合が非常に高い事故です。入浴中のおぼれには様々な原因がかかわっていますが、基本として次の点に注意しましょう。

(1) 入浴は体温の上昇や心拍数の増加などで身体に負担をかけるということを知る。
(2) 高齢者が入浴する際には家族に声をかけ、家族も定期的に声かけをする。
(3) 高い温度や長い時間の入浴を避ける。
(4) 飲酒後の入浴は避ける。
(5) 浴室や脱衣所と他の部屋との温度差をできるだけ少なくする。
(6) 乳幼児をお風呂に入れる時は決して目を離さない。

◆積雪や凍結した路面での転倒
 1月と2月に集中して起こっています。降雪の日や、その後数日間は路面等が凍結している場合が多いので、特に注意を払いましょう。また、自転車等の利用はできるだけ控えましょう。
 事故は約55%が6時から12時までの午前中、通勤や通学で人が屋外にいる時間帯に多く発生しています。通勤時間帯は急いでいる場合が多いので、少し早目に自宅を出るなど余裕を持って行動するように心がけましょう。また、階段や高所での事故は大きなけがになる可能性が高いので特に気をつけましょう。
 年齢別にみると50歳代から70歳代の人の事故が約64%を占めています。靴は滑りにくいものを選び、足元には十分に気を配り、ゆっくりと歩きましょう。

救急車を呼ぶかどうか迷ったら?
 けがや病気の様子で、緊急に病院に行く必要があると判断した場合には119番をダイヤルして救急車を呼んでください。
 「救急車を呼んだほうがいいのかな?」「今すぐ病院に行ったほうがいいのかな?」など迷った際は「東京消防庁救急相談センター」を利用してください。
 症状に基づく緊急性の有無のアドバイスや受診の必要性に関するアドバイス、医療機関の案内に、相談医療チーム(医師、看護師、救急隊経験者等の職員)が24時間年中無休で対応しています。
「東京消防庁救急相談センター」は#7119(携帯電話、PHS、プッシュ回線)
(ダイヤル回線からは)
 23区:03‐3212‐2323、多摩地区:042‐521‐2323まで。

いろいろな応急手当


こんなときどうする?

がんでお悩みの方へ

検査から分かる健康・病気シリーズ

ウォーキングしませんか?

一番星

 東日本大震災からもうすぐ1年。復興は遅々として進まず、原発事故の究明さえ終わっていない。33万の人々が避難先で新年を迎え、東北3県で失業手当の期限切れが始まった。▼その上に今度は、消費税増税やTPP参加、原発再稼働など「大人災」か。いい加減にしてほしいと率直に思う。▼新しい運動が興っている。農業・消費者・医療団体や地方建設業界がTPP反対の中心となり、青年・子育て世代では「放射能測り隊」など脱原発の動きが広がっている。▼内閣不支持が50%をこえた。2009年の政権交代みたいに、再び世直しの年になるのだろうか。(い)

 
▲PAGETOP
 
 
 
申請書ダウンロード 各支部一覧 ご質問・ご要望 Q&A リンク サイトマップ
 
東京土建国民健康保険組合