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国保組合だより2021号(2月20日号)
労働者とそれを支える家族のみなさんへ
健診でからだのチェックを

かかりつけ医での健診にも一定額を補助

 国保組合・各支部では、健診を受ける機会を増やすとりくみを行なっています。「日曜(休日)健診」、「女性健診」、「夜間健診」の実施や、「かかりつけ医(契約外医療機関)」でも受診できることはご存知ですか。国保組合からの補助は年に1回、3月末まで。早めに受診をしてください。

2011(平成23)年度 健康診査受診率

受診率と傾向
 2011年度の受診率は1月末現在23・7%で、男性は28・1%、女性は17・0%です。
 年齢階層でみると男性は30代(30・7%)、女性は60代(21・8%)がもっとも受診していますが、けっして高い受診率とはいえません。全体でも男性に比べ女性の受診率が低いことがわかります。

受診しましたか?
 お持ちの保険証の下に受診券が付いていませんか。有効期限は3月31日ですので、早めに予約して必ず受けるようにしてください。
 健康診査は自分の身体をチェックする大切な機会です。労働者もそれを支える家族も「からだが資本」。年に一回受診しましょう。
 仕事が忙しい、日程があわない、契約機関が近くにない等の理由で受けていない方はぜひ次の項をお読みください。

忙しいあなたはいつ受ける?
 日曜(休日)や、夕方・夜に受診しましょう。
 各支部では日曜日を中心に集団健診を開催しています。
 その他にも『日曜(休日)健診・夜間健診』を実施している契約機関がありますので、支部または国保組合(ホームページでも公開しています)にお問い合わせください。

女性だけの健診日
 「女性限定日があれば受ける」53%。これは以前に家族の女性に対して行なったアンケートで「健診会場のプライバシーの心配」を理由に健診を受けていない方にたずねた結果です(※)。
 各支部では、主婦の会や契約機関と連携し、女性限定の集団健診日の設定や、乳がん・子宮頸がん検査とセットで受診できるようなとりくみが徐々に広がっています。
 また、契約機関の『女性健診』の日程を確認できますので、支部または国保組合(ホームページでも公開しています)にお問い合わせください。
 ※各会場では仕切りや女性スタッフ配置などの配慮をしています。また、専用フロアを設置している契約機関もあります。

かかりつけ医で受診したい
 近くに契約機関がない方、かかりつけ医で健診も受診したい方は、国保組合と契約していない医療機関でも、条件を満たした場合、年に1回、健診費用の一部を補助しています。
 この補助は2011年4月からスタートした新しい制度です。利用者の声と利用方法を紹介します。

すでに受診したみなさんへ

いつもの先生で安心
制度の周知を

【練馬・西澤純代さん】
支部の新聞で、かかりつけ医での健診に補助が出ると知り、すぐに支部へ問い合わせました。
 「健康診査(契約外)補助金申請書【個人払用】」を送ってもらい、別紙の説明書を近所の病院に見せて、特定健診と胸のレントゲン検査を受けました。
 手続きは簡単で、使わなかった受診券を申請書に貼り、領収書と検査結果のコピーを付けて支部に提出しました。
 集団健診に参加したことがあるのですが、高齢のため会場まで一人で行くのが大変ですし、知らない先生だと緊張してしまうので、いつもの先生に診てもらえるのはとても安心です。今後も、補助金制度を利用して、健診を受けたいと思っています。
 新しい制度で、まだ知らない人も多いかと思いますが、高齢者には便利な制度だと思いますので、国保組合や支部でどんどん宣伝をしてほしいですね。

かかりつけの病院で受診
治療にも便利

【杉並・塗装・米倉直美さん】
昨年の9月に、動悸がして病院に行った際、血圧がとても高いということで緊急検査が必要と診断されました。幸い、血管などに異常はなかったのですが、念のために他にも検査をした方が良いと言われ、せっかくだから、健診を受けなさいと言われました。
 かかりつけの病院は国保組合と健診の契約をしていなかったのですが、杉並支部に、契約外の病院で受けた健診も今年度からは補助が受けられると聞いていたので、その病院で健診をお願いしました。
 補助金の手続きは、支部に検査結果と領収書を持って行って説明してもらったので、手間もかかりませんでした。
 検査の結果、やはり血圧が高いということで、今は、薬を飲んで1カ月に1度診察を受けています。
 かかりつけの病院で検査ができたので、先生が結果を分かっていますし、そのまま治療を続けてもらうことができたので、とても便利です。
 まだまだ倒れるわけには行かないので、今後も、自分の身体と上手に付き合っていきたいと思います。

かかりつけ医(契約外)で受けたい方へ 近くに契約機関がない方へ

就業実態が変わったときには届け出を

被保険者の異動手続き 届出は14日以内に
 組合員は、結婚、出産、退職、その他で家族が増えた、あるいは、就職、結婚、死亡、世帯分離等で家族が減ったなど、自分の世帯の被保険者に異動があったとき、また、住所が変わったときは必ず14日以内に届出をするようお願いします。
 届出をする時に住民票や戸籍謄本が必要な場合があります。
 届出る前に所属の支部または国保組合の資格課(03‐5348‐2988)にお問い合わせください。
 また、住民票等の証明書類は、国保組合の受付時に発行日から3カ月以内のものが必要ですので、ご注意ください。
 70歳から74歳までの前期高齢者がいる場合は届出の際に「高齢受給者証」も必要になります。

ゆうちょ銀行通常貯金口座の届出をお願いします
 国保組合は「一部負担払戻金」、「疾病入院給付金」などの給付金や「宿泊旅行利用者補助金」、「インフルエンザ予防接種補助金」などの補助金を組合員名義の「ゆうちょ銀行通常貯金口座」に振り込んでいます。
 口座の届出がないと、振り込みができませんので、『一部負担払戻金に対する同意書兼ゆうちょ銀行通常貯金口座届』を提出されていない場合や、口座や氏名の変更をした場合には、至急所属の支部に届出をしてください。
 ご不明な点は、所属の支部または国保組合の給付課(03‐5348‐2985)にお問い合わせください。

横浜・八景島シーパラダイス 感謝月間を開催
 契約レジャー施設の横浜・八景島シーパラダイスで、3月3日から4月8日まで「感謝月間特別プラン」が開催されます。
 アクアリゾーツパス(水族館3施設パス)、ワンデーパス(アクアリゾーツパス+プレジャーランドパス)が特別料金で利用できます。
 また、今回はシーパラプレミアムパス(1年中遊び放題のスペシャルパス)も特別料金で購入できます。
 料金などの詳細、ご利用の際に必要な「特別利用券」は、2月末頃、国保組合ホームページに掲載いたします。

「医療費のお知らせ」をお送りします

土建国保ガイドを配布します

算定基礎届の提出は、もうお済みですか?

保険証と健診受診券を配布

感染症と花粉症の予防・対策に
手あらい・うがい・マスクを

 手あらい・うがいをするのは「帰宅した時」99%(図Q1)、「汚れを感じたとき」81%で、しっかり意識して実践できているといえます。一方「食事前」は53%でした。

○帰宅時と食事の前に
 食事は手が口にもっとも近づく動作の一つです。家の中の生活でも、実は色々な雑菌に触れています。帰宅時に一度している場合でも、食事の前にもう一度しっかり行なうと、より良いでしょう。

○高まる予防意識
 「今までより気をつけて手あらいやうがいをしている」のは75%でした(図Q2)。「変わらない」24%、と回答した方の中には「子どもがいるので(大作戦開始)以前から気をつけている」という意見もあり、多くの家族が意識を高く持っているようです。
 他にも「家族で声をかけあっています」「子どもも積極的にするようになった」「ポスター(10月20日号参照)を洗面所に貼っています」などの声が届いています。

○積極的なとりくみが有効
 「昨年10月から今までに、風邪などにかからなかった」家族は61%(図Q3)。「(家族の内一人でも)かかった」のは38%です。
 この中間アンケートと今回の取材から、積極的な予防が一定の効果につながっていることがわかります。

乾燥対策で風邪知らず
【八王子・電気・嶋田康司さん】
 風邪知らず、という嶋田さん一家。
 『大作戦』に参加し、いつもより手あらい・うがいに気をつけたり、時間をかけたりするようになったそうです。高校生の一輝くん、幼稚園の百華ちゃんも帰宅時にはしっかり実践しています。
 「現場はもちろん、人ごみに出かける時は必ずマスクを使用します」と康司さん。
 奥さんの直美さんは「車で外出する時などは、アルコール消毒を携帯しています。
 今の時期はインフルエンザが心配なので、加湿器で湿度を保ち、乾燥には十分に気をつけています」と話してくれました。

マスクの着用・携帯で予防効果を実感
【北・電気・吉本智成さん】
 小学6年生と3年生のお子さんがいる吉本さんのお宅に伺いました。
 お子さんが生まれてから予防意識が高くなり、今では帰宅時・食事前などの手あらい・うがい、マスク着用が習慣になっています。
 学校でも励行されているので、聡文くんは「5年生から学校は休んでいません」。
 予防と保湿のために「学校に行く時も、授業中もマスクを着けています」と妹の侑加ちゃん。
 智成さんは「現場でも、手あらい・うがいをしていますし、マスクは常に着けています」と話してくれました。智成さんと侑加ちゃんが年末に少し風邪をひいたようですが、ここ2年はみなさん概ね健康で、予防の効果を実感しています。インフルエンザの予防接種もしていて「国保組合の補助金が助かります」とも話してくれました。
 奥さんの麻由美さんは「みなさん、マスクを着けて出かけましょう。人ごみでも、すぐに着けられるよう携帯しておくといいですよ」とオススメしていました。

家族でしっかり予防し現場仲間にも伝える
【文京・建築・大工・栂谷内(とがやち)博明さん】
 50年仕事をしていて、風邪で休んだのは2、3回くらいだという博明さん。「仕事で手が荒れるので、まめに手あらいをしています。現場にはアルコール消毒ジェルを持っていきます。ほこりや花粉対策のマスクは現場だけでなく、外出時には着けるよう心がけています」と予防法を教えてくれました。現場仲間にも予防の大切さを伝えているそうです。
 ご家庭でも手あらい・うがい・マスクの着用が、習慣になっており、奥さんの良子さんは「二人とも何年も風邪をひいていません。娘もまめな父にならって一緒に『大作戦』に参加しています」と話してくれました。昨秋からは減塩料理にもとりくんでいるとのこと。
 ご家族みなさんの健康意識が高く、しっかりと予防をしている様子が伺えました。

「大作戦」中間アンケート結果

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一番星

クロスワードパズルの回答に寄せて、多くのお便りをいただく。暮らしのこと、新聞への感想、意見など。ウォーキング関連の便りが多く、関心の広がりを感じる。休日に歩いて原稿を書く職員には励みになる。ところでこんな便りもあった。▼震災などで、当たり前のことが当たり前ではないんだと実感した▼おだやかに一年を迎えるありがたさを感じる(同感)▼後期高齢者になっても国保組合だよりは隅から隅まで読んでいる(感謝)▼「元気印」をウリにしていたが昨年体をこわした(過信は禁物)。限られた紙面で、意を尽くせないが、今年も健康に役立つ情報を届けたい。(K)

 
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