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国保組合だより2048号(11月20日号)
2012年4月から8月分の医療費等の動向
手あらい・うがい・年に一度の健診 健康習慣で病気を撃退!

一人当たりの医療費増加
健康管理と適正受診が抑制のカギ

 医療費は年々伸びています。今年度は、今のところ、被保険者の年齢構成に大きな変化はありませんが、わずかながら高齢化が進んでいます。また、診療報酬点数改定の年にあたります。これらをふまえ、12年度の医療費の動向と国保組合でのとりくみをまとめました。現在、感染症が流行しています。今後は、冬の感染症対策に引き続き組合員・家族のみなさんのご理解とご協力をお願いします。

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 入院医療費 大きく増加
 診療報酬(保険診療に対して計算される報酬)点数は2年に1度見直し、改定されます。
 今回は全体でみると0.004%とわずかなプラス改定ですが、薬価・材料費のマイナスによるもので、重点である(1)入院時の費用と(2)手術時の費用等により、医科等はプラス改定となっています。
 これをふまえて、一人当たり医療費を昨年の同じ時期と比較すると、全体では1.84%増加と、自然増(高齢化や医療技術等の進歩による増加分)3%を見込んだ予算内におさまる伸び(図1)と、比較的安定していますが、診療区分別では入院が5.81%と伸びています。

 70歳以上 医療費が増加
 年齢別の内訳をみると、70歳以上の一人当たり医療費が5.84%の増加、65歳から70歳未満が0.57%の増加、7歳から65歳未満は0.41%の増加、未就学児は0.40%の減少となっています。
 さらに、診療区分別でみると、70歳以上の入院の一人当たり医療費は、18.06%伸びています。

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 年度後半 感染症に注意
 国保組合では、インフルエンザなど流行性の疾患や季節がら多くなる疾患を注視しています。
 まず、“熱中症”の影響ですが、昨年以上の猛暑で引き続き節電対策がとられる中、6月は昨年より少なく13件(入院0件、外来13件)だったものの、7月は1.26倍(212件で入院11件、外来201件)、8月は1.19倍(247件で入院21件、外来226件)という状況から、9月も増加するのではないかと思われます。
 6月以降流行してきた“風疹”(▼下記に詳細)は、医療費に大きな影響はありませんでした。
 “RSウイルス”(▼下記に詳細)は8月下旬から流行していますが、入院するケースもみうけられ、今後も注意が必要です。
 これからの季節は、インフルエンザやかぜが流行する時期です。月別の比較では、8月の医療費の伸びが大きいことから(図2)、最終的な医療費の伸びが心配されます。
 流行性疾患の感染は学校などの集団生活がもととなることが多いため、お子さんのいるご家庭では特に、手あらい・うがい・部屋の換気などを習慣にし、家族全員が予防接種を受けて、この冬を元気に乗り切りましょう。
 下記に感染症の予防について掲載していますので、そちらも参考にしてください。

国保組合はみんなの財産
 国保組合が支払う医療費は、みなさんに納めていただく保険料とみなさんの運動で獲得した国や都の補助金でまかなわれています。
 この共有の財産を守るためには、みなさんの協力が必要です。年に1回の健診を受診して、健康管理に努めましょう。そして、医療機関で受診するときも、同じ病気で複数の医療機関にかかることや、緊急以外での夜間・休日の受診は避けましょう。午後6時以降の受診には医療費が最低でも500円上乗せされています。できるだけ午後6時前に受診しましょう。
 また、薬を処方された場合は「ジェネリック医薬品」を選ぶことで、薬代を抑えられることがあります。生活習慣病などで長期間の服用をする方は、かかりつけ医に相談してみてはいかがでしょうか。
 国保組合では、医療機関からの請求内容の点検や、労災などの紛れ込みを防ぐなど、無駄な支出をおさえるよう努めています。また、高血圧や糖尿病予防を中心とした保健対策事業を行ない、病気にならない生活習慣を呼びかけています。
 健康な生活を心がけ、いざというときのための備えとして、みなさんの保険料を大切に使い、一人ひとりの力で国保組合を守りましょう。

被保険者の異動手続き

医療費通知を見てみましょう

健診に行こう!キャンペーン
第1回抽選を行いました

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抽選を行う田中茂国保組合理事長

 国保組合では、今年度、みなさんにもっと健診を受けていただくために、『健診に行こう!キャンペーン(詳細は下図)』を行なっています。
 9月28日、けんせつプラザ東京で、第1回の抽選が行なわれました。春から夏にかけて健診を受診した1万6699人の方から、田中理事長が厳正に抽選を行ない、20歳から72歳までの56名の方が当選し、賞品を10月3日にご本人宛に発送しました。なお当選者の発表は発送をもって代えさせていただきます。

まだ間に合う!
今年の健診

 2013年5月には、夏以降に健診を受診した方を対象に、第2回抽選(当選者144名)を行ないます。まだ今年の健診を受けていない方は、からだのチェックをするついでに、プレゼントも当てましょう。
 若いうちから年に1回は健診を受け、自分のからだの状態を知ることは大切なことです。また、40歳以上の方は、若い頃とからだの状態が変化している場合も多く、注意が必要です。
 健診は受けた後も大切です。二次受診や生活習慣の見直しなど、結果を必ず活用してください。
 国保組合では、組合員全員と19歳以上の家族に、受診券を発行し、契約機関で自己負担なく健診を受けられるよう、補助をしています。40歳以上の方には、5年に1回節目年齢の年に人間ドックの補助(自己負担あり)も行なっていますので、ぜひご利用ください。

【当選者の声】
支部集団健診で日曜日に受診
 仕事の関係で健診結果を提出する必要があるので、毎年健診を受けています。35歳の今は健康上の心配はありません。幸い健診結果も問題なしです。
 キャンペーンを知らなかったので、今回1等に当選したという連絡があったときには驚きました。景品がディズニーのペアチケットと聞いて、とてもうれしいです。
 仕事をしていると健診に行く機会が少ないですが、日曜日の開催を見つけて受診しています。集団健診の知らせが支部から来るので、国保の健診は使い勝手が良く助かっています。

気分転換にもなる運動習慣
 土日に受診できるのが便利なので、支部の集団健診を利用しています。保険証についている受診券で、レントゲンや心電図なども受けられるのが手軽で良いと思います。
 現在、健康について気になる部分は特にありませんが、デスクワークで運動不足になりがちなので、普段から運動するように心がけています。最近は水泳に通っていて、その行き帰りに1駅分歩くようにしています。気分転換も兼ねて3カ月位続けています。
 1等の当選には驚きましたが嬉しいです。家から近いので、久しぶりにディズニーランドに行こうかと思います。

近所の契約機関で個人受診
 契約機関の代々木病院が家から近い場所にあるので、平日に予約を取り、個人で健診を受けました。毎年受けようと思ってはいるのですが、国保での健診は3年ぶりでした。労働組合の活動のあと、遅い時間からみんなでお酒を飲みに行くこともあり、同業の人との情報交換を楽しんでいますが、今のところ健康には影響していない様です。
 当たったディズニーランドのペアチケットは、娘夫婦にあげて、孫と楽しんでもらいたいと思います。
 来年も健診を受けて、健康な生活を続けるつもりです。

家族そろって健診を受診
 年に1回は健診を受けようと心がけて、毎年夫婦で受けています。キャンペーンの事は知らなかったので、当選したと聞いて驚きました。当たったポケットドルツは、自分で使おうかと思います。
 小さい子が2人いるので、家族みんなで車に乗って契約機関まで行き、採血や心電図、レントゲンを撮るときなどは看護師さんに子どもを預かってもらって受診しています。
 自己負担がないので健診は受けやすいですが、一緒に女性向けの検査や胃の検査などが受けられると、もっと良いと思います。


受診券の「受信可能コース」に節目健診(人間ドック)と記載のある方へ

就業実態が変わったときには届出を

2012年度限定!健診に行こう!キャンペーン


流行の前に!インフルエンザを予防しましょう
〜手あらい・うがい・ときどきマスク大作戦!の結果から〜

《感染症の流行続く》 家族みんなで手あらい・うがいを

大作戦の結果報告
 2011年10月から2012年3月までの6カ月間、『手あらい・うがい・ときどきマスク大作戦!』と題して、224世帯が帰宅時や食事前の手あらい・うがい、外出時のマスク着用など、感染症予防にとりくみました。
 大作戦のアンケート結果と効果についてまとめましたので、ご報告します。
 手あらい・うがいなどの予防行動の実施については、89.9%の世帯が「今までに比べて気をつけている」と回答しており、大作戦への参加が予防行動への意識向上につながっています。
 手あらい・うがいの機会は「帰宅した時」が98.8%と最も高く、次いで「汚れを感じた時」、「トイレの後」、「食事の前」となっています。帰宅時はほぼすべての世帯で習慣となっているのに比べ、食事の前の手あらい・うがいは半数の51.2%にとどまっています(図1)。手指が口に触れる機会の多い食事前にも手あらいを習慣づけたいものです。
 インフルエンザ患者がいるときの対応(厚生労働省の予防パンフレット記載の5項目)については、4項目は約半数の世帯で実施されていますが、「部屋の換気」は23.9%と実施率が低くなっています(図2)。換気で部屋のウイルス濃度を低下させることで、空気感染の予防効果があります。短時間でも良いので、1時間に1回の換気を心がけてください。
 参加世帯の10年度と11年度のインフルエンザなどのり患状況を比べると、大作戦で予防行動を実践した11年度の方が、かかりにくくなっている事が分かりました(図3)。
 今年も予防行動を継続し、さらに効果を発揮していただくことを期待します。

アンケート結果

その他の感染症にも注意!

インフルエンザシーズン到来
 今年もインフルエンザの季節がやってきます。例年、12月から3月までの期間に発症者が多く、1月から2月に流行のピークとなります。
 高齢者や乳幼児、糖尿病やぜん息などの持病を持つ人は、特に注意が必要です。
 インフルエンザはせき・くしゃみによる飛まつ感染、手指やドアノブ・スイッチなどを介しての接触感染でうつりますので、予防のために手あらい・うがいをこまめに行なって、ウイルスを体内に入れないようにしましょう。
 また、外出時には咳エチケットを心がけ、マスクをしてウイルスをもらわない、広げないように心がけましょう。
 発症や重症化を防ぐためには、予防接種が有効です。接種はすでに始まっています。予防接種の効果が現れるまでには2週間程度かかるので、流行前に済ませる事をおすすめします。持病のある方は、医師へ相談したうえで接種を受けましょう。
 また、大作戦報告等を参考に、毎日の生活に予防法を取り入れてみてください。

インフルエンザ予防接種補助金
 国保組合では、組合員と家族がインフルエンザ予防接種を受けたとき、4月1日から翌年3月31日までの間に1回、一律2千円の補助が受けられます。
 補助を受けるには、申請書に必要事項を記載し、領収書の原本または接種済証の写し、母子手帳の写しなど接種日・医療機関名・接種を受けた人がわかるものを添付して、所属の支部に提出してください。
 なお、申請書は『土建国保ガイド』巻末のほか、国保組合ホームページから印刷することもできます。

東京土建健診
 健診機関の契約解除

 契約医療機関である柳原病院(足立区千住曙町35‐1)は、2012年4月1日付で東京土建健診の契約を解除しました。

支部窓口で配布しています
 温泉センター割引利用券

 「国保温泉センター割引利用券」を国保組合加入の希望者に配付しています。
 有効期限は2013年3月31日までで、1枚で3名まで利用できます。限られた枚数のため、希望される方は、お早めに所属の支部までお申し出ください。利用できる施設は次の4施設です。
 西多摩郡桧原村
     『数馬の湯』
 西多摩郡奥多摩町
     『もえぎの湯』
 あきる野市
     『瀬音の湯』
 西多摩郡日の出町
     『つるつる温泉』

H.I.Sのツアー割引
 国内旅行にも対応

 国保組合と海外ツアー旅行の割引契約を結んでいる(株)H.I.S.が、国内ツアー旅行Ciao(チャオ)にも対応を始めました。
 専用窓口(電話050‐5833‐5858)から申込むことで、該当するツアー旅行の割引サービスが受けられます。割引率や割引金額がツアーによって異なりますので、申込みの際にご確認ください。電話の際は、「東京土建国民健康保険組合に加入している」ことを必ず伝えてください。また、営業店舗ではこの割引サービスは受けられませんので、ご注意ください。

2013年国保カレンダーを配布します

こんなときどうする?Q&A

がんでお悩みの方へ

そうか!なるほど!糖尿病マメ知識

ウォーキングしませんか?

一番星
 五十肩になった。右腕が不自由になり、不意な動作で強く痛む。激痛で目が覚め、眠れないのには閉口した。このところ楽になってはきたが、不快な毎日だ。人に話すと反応はいろいろだ。総じて未経験者には通じにくい。中には、人の不幸は蜜の味と、愉快そうな人もいる。振り返って、自分も先輩諸氏の体験談をそう聞いていた。痛みの程度が実感できないし、いつかは治るらしいので、つい面白おかしく聞いてしまう。五十肩は笑い話ですむが、世には、深刻なことも多い。経験がないと人の痛みがわからないのでは恥ずかしい。肩をいたわりつつ福島や沖縄に思いを馳せる。(K)

 
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