東京土建国民健康保険組合
ホーム 加入するとき 健康診査・保健事業 保険給付について 保険料・異動手続き ケガ・交通事故について 申請書
国保だよりインデックス
  バックナンバー    
文字の大きさ 小 中 大  
 
 
国保組合だより2084号(11月20日号)
健康管理と予防で医療費の抑制を
年に一度の健診を受けて、からだをチェック

4月から8月分の医療費の動向
一人当たりの医療費が増加

 高齢化や医療技術の向上などにより医療費は年々伸びると言われています(自然増)。今年度は今のところ被保険者の構成に大きな変化はありませんが、前期高齢者の割合が0.4%増加しており、わずかながら高齢化が進んでいます。夏の猛暑で“熱中症”が昨年度より増加し、“風疹”の流行も続いています。これからの時期は冬場の感染症対策が重要になります。8月までの医療費の動向と国保組合での取り組みをまとめましたので報告します。

一人当たり医療費年度別比較(4月〜8月分)

入院医療費の伸びが顕著

 一人当たり医療費を前年の同じ時期と比較(図1)すると、全体では2.48%増加と予算で見込んだ3%内に収まっていますが、診療報酬の改定がない年にしては伸びており、診療区分別でみると入院が4.10%と比較的伸び幅が大きくなっています。中でも、未就学児の入院が4.58%と伸びています。

70歳以上の医療費が増加

 年齢区分別の一人当たり医療費は、70歳以上が3.19%増、65歳から69歳が1.37%増、7歳から64歳が1.50%増、未就学児が1.50%増となっています。

年度後半の医療費に懸念

 国保組合では、医療費に大きく影響する季節性の疾患や流行性の疾患を従来から注視してきました。
 “熱中症”は昨年以上の猛暑により、6月から8月まで536件(入院30件、外来506件)となり、2012年度の同時期(472件)に比較して、1.14倍となっています。
 昨年夏以降流行している“風疹”は2月以降急増しました。5月の127件がピークで徐々に減少してきていますが、先天性風疹症候群の発生も危惧されます。
 風邪に似た症状で感染力が非常に強い“RSウイルス”は、東京や大阪などの都市部を中心に9月から増えており、今後流行期を迎えるために注意が必要です。
 また、これからは、インフルエンザや風邪が流行する季節となります。
 6月以外の月は前年度と比較して医療費が伸びていることから(図2)、今後の医療費の伸びが懸念されます。
 流行性の疾患は学校などの集団生活で感染することが多いため、お子さんのいるご家庭では、特に“うがい・手あらい”を習慣づけ、部屋の換気にも注意をし、家族全員が予防接種を受け、この冬を元気に乗り切りましょう。

一人当たり医療費 月別比較

健康な生活を送るために

 国保組合では、高血圧や糖尿病の予防に注目した保健対策事業などを実施し、みなさんに病気にならない生活習慣を呼びかけています。
 支部主催の健康教室では、食事や運動など健康な生活習慣を学べます。機会がありましたらぜひご利用ください。また、健康管理のために年に1回の健診を受けましょう。

病気にかかったら早めの受診を

 医療機関で受診するときは、同じ病気で複数の医療機関にかかったり、緊急以外の夜間・休日の受診は避けましょう。午後6時以降の受診には医療費が最低でも500円上乗せされます。できるだけ午後6時より前に受診しましょう。
 薬を処方された場合は、「ジェネリック医薬品(後段参照)」を選ぶことで、薬代が抑えられることもあります。生活習慣病などの治療で長期間薬を服用される方は、かかりつけ医に相談してみてはいかがでしょうか。

国保組合はみんなの財産

 国保組合の医療費は、みなさんから納めていただく保険料とみなさんの運動で獲得した国や都の補助金から支払われます。
 国保組合では、医療機関からの請求内容の点検や、労災などの紛れ込み防止など、無駄な支払いがないよう努めています。
 みなさんの共有財産である国保組合を守るためには、みなさんの協力が欠かせません。健康な生活を送り、いざというときの備えとして、みなさんの保険料を大切に使い、一人ひとりの力を合わせて、国保組合を守りましょう。

健康ウォーキング2013にご参加ありがとうございました!


インフルエンザ対策してますか?
予防のための3つのポイント

 インフルエンザの季節がやってきました。11月1日現在、東京都ではインフルエンザによる学級閉鎖が2件発生していますが、まだ流行の状態にはなっていません。インフルエンザの流行は毎年11月下旬から12月上旬頃に始まり、翌年の1〜3月頃に患者数が増加する傾向にあり、これからが流行の本番です。
 気象庁の長期予報では、今年の冬は「平年に比べて冬型の気圧配置が強く晴れの日が多い見込みで、気温は平年並か低い見込み」となっています。気温が低く乾燥する日が続きそうですので、インフルエンザ対策をしっかりとすることが重要です。
 ウイルスが原因となるインフルエンザでは、接触感染や飛まつ感染を防ぐ「手あらい」、「咳エチケット」に、「ワクチン(予防接種)」を加えた3つが予防のポイントとなります。
 帰宅した時、トイレの後、食事の前などは「手あらい」をしましょう。特に指先や指の間を丁寧に。正しい手あらいのしかた(下図)を参考にしてください。
 「咳エチケット」はマスクやティッシュなどでウイルスの飛散を防ぎます。自分が具合の悪いときはもちろん、自分がウイルスをもらうのも防いでくれます。人が多い場所ではマスクをすると効果的です。
 「予防接種」は主に重症化の予防を目的として行ないます。インフルエンザにかかっても多くの人は軽症で回復しますが、喘息など慢性の呼吸器疾患、心疾患、糖尿病、免疫不全、妊娠中の人などは重症化しやすいとされていますので、医師と相談して早めに予防接種をしましょう。予防接種をした後は、国保組合への補助金申請もお忘れなく。
 インフルエンザにかかってしまった場合は、すぐに医療機関で受診しましょう。周囲への感染をできるだけ防ぐため、少なくとも熱が下がってから2日目まで、あるいは喉の痛みなど症状がはじまった日の翌日から7日目までは、人が集まる場所に行かないよう心がけてください。
 気候の変動が大きく、体調管理が難しい時期ですが、いつもの生活に予防のポイントを取り入れて、元気にお過ごしください。

正しい手あらいのしかた

インフルエンザ予防接種
申請で2000円の補助

 国保組合では、組合員と家族がインフルエンザ予防接種を受けたとき、4月1日から翌年3月31日までの間に1回、一律2千円の補助が受けられます。
 補助を受けるには、申請書に必要事項を記載し、領収書の原本または接種済証の写し、母子手帳の写しなど接種日・医療機関名・接種を受けた人がわかるものを添付して、所属の支部へ提出してください。
 なお、申請書は『土建国保ガイド』巻末のほか、国保組合ホームページから印刷することもできます。

H.I.S.ツアー旅行割引申込み電話番号の変更

算定基礎届の提出をお願いします

就業実態が変わったときには届出を

被保険者の異動手続
届出は14日以内に

 結婚や出産、退職その他で家族が増えた、あるいは、就職や結婚、死亡や世帯分離で家族が減ったなど、自分の世帯の被保険者に異動があったとき、また、住所が変わったときは必ず14日以内に届出をするようお願いします。
 届出をするときに住民票や戸籍謄本が必要な場合があります。
 届出の前に所属の支部または国保組合の資格課(03‐5348‐2988)にお問い合わせください。
 住民票などの証明書類は、国保組合の受付時に発行日から3カ月以内のものが必要ですので、ご注意ください。
 70歳から74歳までの前期高齢者がいる場合は、届出の際に「高齢受給者証」も必要になります。

支部窓口で配布しています
温泉センター割引利用券

 「国保温泉センター割引利用券」を国保組合加入の希望者に配付しています。
 有効期限は2014年3月31日までで、1枚で3名まで利用できます。限られた枚数のため、希望される方は、お早めに所属の支部までお申し出ください。利用できる施設は次の4施設です。

 西多摩郡桧原村 『数馬の湯』
 西多摩郡奥多摩町 『もえぎの湯』
 あきる野市 『瀬音の湯』
 西多摩郡日の出町 『つるつる温泉』

国保カレンダーを配布します


接骨院・整骨院の正しいかかり方


自分のからだに合わせてかしこく利用
ジェネリック医薬品を知りましょう

ジェネリック医薬品とは?

 新たに開発・販売される先発医薬品の特許期間終了後、他の医薬品メーカーが製造・販売する医薬品で、後発医薬品とも呼ばれます。

使用するメリットは?

 ジェネリック医薬品は、先発医薬品に比べて開発期間や費用を抑えられるため、先発医薬品より3割から5割程度安い価格に設定できます。
 慢性的な病気で長期間服用する場合などは、薬代の大幅な削減につながります。また、国保組合の医療費負担が減ることにより、国保の維持や保険料の軽減につながります。

効き目や安全性は?

 医薬品メーカーで行なわれる様々な試験により、先発医薬品と効き目や安全性が同等であることが証明されたものだけが、厚生労働大臣によってジェネリック医薬品として承認されます。
 効能や効果・用法・用量は基本的に変わりなく、製品によっては、先発医薬品よりも飲みやすくなるように薬の大きさや味、においの改良や、湿気や光に弱いなど、品質面の改善による保存性の向上など、よりよく工夫されたものもあります。

ジェネリック医薬品希望するときは?

 病院や調剤薬局で医師・薬剤師に希望を伝えてください。診察券や保険証に「ジェネリック医薬品おねがいシール」を貼ると希望を伝えやすくなります。
 処方せんに記載されているのが先発医薬品の名称であっても、「変更不可」の欄にチェックがなければ、薬剤師と相談のうえ患者さん自身がジェネリック医薬品を選ぶことができます。
 ただし、すべての医薬品にジェネリック医薬品があるわけではありません。また、使用されている添加物の違いにより、アレルギーなどがある場合は選択できない場合もあります。
 利用の際は必ず医師・薬剤師に相談してください。

健診契約機関の追加

受診券の「受診可能コース」に節目健診(人間ドック)と記載がある方へ

こんなときどうする?

がんでお悩みの方へ

そうか!なるほど!糖尿病マメ知識

ウォーキングしませんか?

 
▲PAGETOP
 
 
 
申請書ダウンロード 各支部一覧 ご質問・ご要望 Q&A リンク サイトマップ
 
東京土建国民健康保険組合