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国保組合だより2120号(11月20日号)

2014年4月から8月分の医療費の動向
年に1度の健診と、手あらい・マスクで病気を予防!


一人当たりは横ばい 今後の感染症予防がカギ

 高齢化や医療技術の向上などにより医療費は年々伸びる(自然増)と言われています。今年度は今のところ被保険者の構成に大きな変化はありませんが、前期高齢者の割合が0・4%増加しており、わずかながら高齢化が進んでいます。これからの時期は冬場の感染症対策が重要になりますので、みなさんのご協力をお願いします。8月までの医療費の動向と国保組合での取り組みをまとめましたので報告します。

診療報酬 改定の影響
 今年度は、2年に1度の診療報酬の改定年度に当たります。今回の改定には、消費税の引き上げに伴うコスト増への対応、主治医の役割を重視した項目の新設、症状が安定した患者に関する入院料の変更が主な内容です。一人当たり医療費を前年の同じ時期と比較(図1)すると、全体では0・32%減と若干減っており、現時点では、目立った影響は見られません。

一人当たり医療費年度別比較(4月〜8月分)

65歳から69歳の医療費が増加
 年齢区分別の一人当たり医療費は、70歳以上が3・11%減、65歳から69歳が2・38%増、7歳から64歳が1・57%減、未就学児が1・06%減となっています。

季節性や流行性の疾患の動向
 国保組合では、医療費に大きく影響する季節性の疾患や流行性の疾患を従来から注視してきました。
 “熱中症”の件数を昨年と比較すると、5月は2・29倍(入院0件、外来16件)、6月は1・24倍(入院2件、外来39件)と増加しましたが、7月は0・83倍(入院13件、外来175件)、8月は1・05倍(入院25件、外来266件)とほぼ昨年並みでした。平均気温が例年より高く、晴れた日も多かった5、6月に対して、天候不順だった7、8月と、天候の影響が見受けられます。
 昨年上半期に大流行した“風疹”は昨年8月以降減少し、現在は落ち着いています。
 毎年夏に流行する、乳幼児の感染症である“ヘルパンギーナ”は7月に流行しましたが、8月には終息しました。
 りんご病と呼ばれる“伝染性紅斑”、細菌性の感染症である“A群溶血性レンサ球菌咽頭炎”は、年間を通して発症が報告されていますが、過去5年の平均より高い値で推移しているため注意が必要です。

年度後半の医療費に懸念
 これから、インフルエンザや風邪が流行する季節に入ります。
 流行性の疾患は学校などの集団生活で感染することが多いため、特にお子さんのいる家庭では、“手あらい、マスク”を習慣づけ、部屋の換気にも注意し、家族全員が予防接種を受け、この冬を元気に乗り切りましょう。
 前年度と比較して、6、7月の医療費が伸びていることから(図2)、今後の医療費の伸びが懸念されます。

一人当たり医療費 月別比較

健康な生活を送るために
 国保組合では、高血圧や糖尿病の予防に注目した保健事業などを実施し、みなさんが病気にならない生活習慣を呼びかけています。
 支部主催の健康教室は、食事や運動など健康な生活習慣を学べますので、機会がありましたら、ぜひご利用ください。健康管理のために年に1回の健診を受けましょう。

受診は診療時間内に
 医療機関で受診するときは、同じ病気で複数の医療機関にかかったり、緊急以外の夜間・休日の受診は避けましょう。午後6時以降の受診には医療費が最低でも500円上乗せされます。できるだけ午後6時より前に受診しましょう。
 薬を処方される場合は、「ジェネリック医薬品」を選ぶことで、薬代が抑えられることもあります。生活習慣病などの治療で長期間薬を服用される方は、かかりつけ医に相談されてみては、いかがでしょうか。

国保組合はみんなの財産
 国保組合の医療費は、みなさんから納めていただく保険料と、みなさんの運動で獲得した国や都の補助金から支払われます。
 国保組合では、医療機関からの請求内容の点検や、労災などの紛れ込み防止など、無駄な支払いがないように努めています。
 みなさんの共有財産である国保組合を守るためには、みなさんの協力が欠かせません。健康な生活を送り、いざというときの備えとして、みなさんの保険料を大切に使い、一人ひとりの力を合わせて、国保組合を守りましょう。

平成27年1月から高額療養費制度が変わります

インフルエンザの予防ポイント


インフルエンザ予防接種申請で2千円の補助

 国保組合では、組合員と家族がインフルエンザ予防接種を受けたとき、4月1日から翌年3月31日までの間に1人1回、一律2千円の補助が受けられます。
 補助を受けるには、申請書に必要事項を記載し、領収書の原本または接種済証の写し、母子手帳の写しなど接種日・医療機関名・接種を受けた人がわかるものを添付して、所属の支部に提出してください。
 なお、申請書は『土建国保ガイド』巻末のほか、国保組合ホームページから印刷することもできます。

被保険者の異動手続届出は14日以内に

 結婚や出産、退職その他で家族が増えた、あるいは、就職や結婚、死亡や世帯分離で家族が減ったなど、自分の世帯の被保険者に異動があったとき、また、住所が変わったときは必ず14日以内に届出をするようお願いします。
 届出をするときに住民票や戸籍謄本が必要な場合があります。
 届出の前に所属の支部または国保組合の資格課(03‐5348‐2988)にお問い合わせください。
 住民票などの証明書類は、国保組合の受付時に発行日から3カ月以内のものが必要ですので、ご注意ください。
 70歳から74歳までの高齢者の方がいる場合は、届出の際に「高齢受給者証」も必要になります。

支部窓口で配布しています 温泉センター割引券

 「国保温泉センター割引利用券」を国保組合加入の希望者に配付しています。
 1枚で3名まで利用でき、有効期限は2015年3月31日までです。限られた枚数のため、希望される方は、お早めに所属の支部まで申し出ください。利用できる施設は次の4施設です。

 西多摩郡檜原村 『数馬の湯』
 西多摩郡奥多摩町 『もえぎの湯』
 あきる野市 『瀬音の湯』
 西多摩郡日の出町 『つるつる温泉』

算定基礎届の提出をお願いします

国保カレンダーを配布します


雇用する前に必ず支部へ申し出てください!


特定健診・保健指導を受けた組合員に聞きました

【豊島・塗装】
 毎年、夫婦で支部集団健診を受けています。
 Nさん「仕事柄、じん肺や有機溶剤などを気にしなければと考えています。また健診を若い時から受けていれば、自分のからだで気をつける場所がわかり、意識して生活できると思います。健診を受けるようになってから、減塩しょうゆを使用するなど、健康を意識するようになりました。現場に入るときも、健診を受診していれば事務手続きが簡単で慌てなくてすみます。なかなか休みの調整がとれない周りの若い世代の人たちにも受診を呼びかけています。」
 Kさん「こどもが生まれると、母親自身は後まわしになってしまい、健診の受診の機会を逃してしまうと周りでよく聞きます。」
 Nさん「健診を受診するときは子どもの面倒を協力してみて、ぜひ夫婦で一緒に行ってほしいですね。」

【豊島・設計 Aさん】
 保健指導の対象になり、まず通勤の行きと帰りで30分ずつ、合計60分歩くことから始めました。
 また管理栄養士さんから、毎日小鉢2皿の野菜を他の食べ物に先じて食べるように言われました。昼食はいつも妻の作ってくれる弁当です。弁当では小鉢2皿の野菜を摂ることは難しいので、工夫しなければと考えています。半年間のとりくみの結果、「体重を3キロ減らす」目標は達成できました。保健指導は終わりましたが、これからも健康的な生活を続けていきたいです。

健診契約期間の追加


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