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国保組合だより2187号(10月1日号)

インフルエンザにご用心

手洗い・マスクでしっかり予防

 インフルエンザは例年12月〜3月頃に流行するため、まだ先の話と思われる方が多いかもしれません。しかし、インフルエンザは感染力が強く、いったん流行すると短期間で広がります。感染の拡大を予防するためにも、流行前から予防対策をとり、インフルエンザに「かからない」、周りの人に「うつさない」ことが大切です。

インフルエンザとは
 インフルエンザは、口や鼻から入ったインフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。
 普通の風邪は、のどが痛い、鼻汁、くしゃみや咳などの症状が多く見られます。
 一方、インフルエンザは、風邪の症状に加えて、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛などの全身症状が突然現れるのが特徴です。
 また、高齢の方や小さなお子さん、持病がある方は重症化することもあります。

予防方法
 インフルエンザの予防や拡大させない有効な方法には、流行前に「予防接種する」、普段から「咳エチケットを心がける」、こまめに「手を洗う」などがあります。
 また、普段から栄養バランスの良い食事と十分な睡眠をとるなど、規則正しい生活を送り、抵抗力をつけておく、人混みに出かけることを避ける、適切な湿度(50〜60%)を保つことも、インフルエンザの予防につながります。

予防接種はお早めに
 予防接種は、インフルエンザワクチンを接種することでインフルエンザの発症を抑える効果や、インフルエンザを発症しても重症化を防ぐ効果があります。
 接種した2週間後から予防効果が期待でき、5カ月程度効果が続くとされているので、流行前の10月中旬から12月上旬までには接種を済ませておきましょう。
 しかし、予防接種をすればインフルエンザに絶対にかからないとはいえません。インフルエンザの予防には、その他の予防対策も一緒に行なうことが大切です。

咳エチケット
 咳やくしゃみなどのしぶき(飛沫(ひまつ))は、1〜2mも飛び散るといわれています。インフルエンザは、インフルエンザにかかっている人の、咳やくしゃみなどの飛沫に含まれているインフルエンザウイルスを吸い込むことで感染(飛沫感染(ひまつかんせん))します。
 インフルエンザの流行に関わらず、咳やくしゃみが出る人は、マスクを正しくつける、咳やくしゃみをする時にはティッシュなどで口と鼻を覆い、他の人から顔をそらす、ティッシュもマスクもないときは、周囲に触れにくい腕などで口と鼻を覆うようにするなど、普段からみんなが「咳エチケット」を心がけることが大切です。

手洗いは予防の基本
 インフルエンザに感染している人が、咳やくしゃみを押さえた手で、ドアノブなど周りのものにさわると、さわった場所にもウイルスが付着します。
 同じところを他の人がさわると、その人の手にウイルスが付着するため、その手で口などをふれることで感染(接触感染(せっしょくかんせん))します。
 外から帰ってきたときはもちろん、トイレの後、食事を作る前、食べる前など、こまめに手を洗うことは、インフルエンザに限らず感染予防の基本になります。咳やくしゃみを手で受けた後にも手を洗いましょう。
 ただし、せっかくの手洗いも正しく行わないと、ウイルスや汚れが残ってしまいます。「正しい手の洗い方」などを参考にして、洗い残しがないよう意識して洗うようにしましょう。

早めに受診を
 具合が悪いと感じたら、早めに医療機関を受診しましょう。インフルエンザ治療薬は発症後48時間以内に使うと効果的とされています。安静にして十分に睡眠をとる、消化が良く栄養のあるものを食べる、脱水予防のためにも十分な水分補給をしましょう。
 また、インフルエンザは熱が下がっても、発症前日から発症後3〜7日間は、鼻やのどからウイルスを排出するといわれています。咳やくしゃみなどの症状がある時はマスクをつけ、職場や学校に行くことや、外出はやめましょう。
 看病する人もマスクをつけ、看病をした後には手洗いをし、できる限りインフルエンザにかかっている人とは、別の部屋にいるようにして、使用したティッシュやマスクは、すぐにふた付きのごみ箱に捨て、ビニール袋に入れて廃棄するなど、看病をしている人がインフルエンザにかからないように気をつけましょう。
 【参考:東京都健康安全研究センター、厚生労働省(インフルエンザ総合ページ)】

正しい手の洗い方


正しいマスクのつけかた


インフルエンザ予防接種 申請で2千円の補助

 国保組合では、組合員と家族がインフルエンザ予防接種を受けたとき、4月1日から翌年3月31日までの間に一人1回、一律2千円の補助が受けられます。
 補助を受けるには、申請書に必要事項を記載し、領収書の原本または接種済証の写し、母子手帳の写しなど接種日・医療機関名・接種を受けた人がわかるものを添付して、所属の支部に提出してください。
 なお、申請書は『土建国保ガイド』巻末のほか、国保組合ホームページから印刷することもできます。

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給付金・補助金支払日


健診契約機関の追加


温泉センター利用割引券

 「国保温泉センター割引利用券」を希望者に配付しています。
 1枚で3名まで利用でき、有効期限は2017年3月31日までです。限られた枚数のため、希望される方は、お早めに所属の支部までお申し出ください。利用できる施設は次の4施設です。


西多摩郡檜原村 『数馬の湯』
西多摩郡奥多摩町 『もえぎの湯』
あきる野市 『瀬音の湯』
西多摩郡日の出町 『つるつる温泉』


接骨院・整骨院の正しいかかり方


東京土建健診を受けてよかった

便潜血検査で大腸がんが見つかった
【小金井国分寺・石工・Iさん】

早期発見・早期治療できたのでいまは元気に働いています
 昨年6月に受けた東京土建健診で、大腸がんが見つかりました。健診結果票が届き、「要精密検査」と書いてあったので、早く病院に行かなければと思っていましたが、結果票を受取った7月は東京のお盆、8月は旧盆、9月はお彼岸と、石屋はとても忙しい時期なので、なかなか病院に行くことができませんでした。
 その後、年末年始も忙しく、そろそろ病院に行こうと思っていた1月に、高熱が出ました。インフルエンザかなと思い、病院で検査をしましたが、インフルエンザではありませんでした。健診結果で出ていた便潜血陽性が関係しているかもしれないとのことで、入院して検査をすることになりました。
 大腸のカメラ検査の結果、がんと診断され、膀胱(ぼうこう)にも腫瘍が癒着(ゆちゃく)していましたが、両方とも切除することができました。
 医者から、がんと言われたときは、「もうダメだろうなあ、61年生きてきて、思い残すことは多少あるけど、まあ良いか、子どもも成人したし」と思いましたが、幸い早期に治療をすることができたので、無事に手術を終えて、いまは元気に働いています。
 今回の入院で、妻にはとても感謝しており、あらためて家族のきずなの大切さを感じました。
 東京土建国保の健診を受けたことで、大腸がんの早期発見・早期治療ができ、入院中もお金があまり掛からず、疾病入院給付金等で、とても助かりました。東京土建国保に加入している皆さんは、自己負担無しで優れた健診が受けられるので、ぜひ健診を受けて健康にお過ごしください。

東京土建健診の受けかた
 今年の健診は受けましたか?保険証に健診受診券が付いている方は、早めに健診を受けましょう。
 東京土建健診は、次の3通りの受け方があります。(1)(2)は自己負担がありませんが、(3)は自己負担がありますので、ご注意ください。
 最後の(4)は「節目健診」の受け方のご案内です。

(1)支部集団健診診で受診
 支部会館や地域の小学校等で、日曜日等に健診を受けられます。右の表をご確認のうえ、所属の支部へお申込みください。

(2)健診契約機関で受診
 国保組合と契約している健診契約機関に、直接連絡をして、健診の予約をしてください。自宅や職場の近くなど、都合に合わせて選べます。
 健診契約機関は、みなさんにお配りしている「土建国保ガイド」(小冊子)や、ホームページでご確認ください。
 また、ホームページでは日曜健診や、女性健診の受けられる契約機関を掲載していますので、ぜひ一度ご覧ください。

(3)かかりつけ医などの契約機関外で受診
 健診を受ける医療機関が契約機関でないときは、窓口で健診費用を全額支払い、申請により5千円(胸部レントゲン検査を追加すると7千円)までの実費を、補助金として受け取ることができます。
 国保組合が指定する検査項目を受けることが、補助金の支給条件となります。
 申請書は所属の支部、またはホームページからお取り寄せください。

(4)節目健診の対象の方
 健診受診券に「★節目健診(人間ドック)★」と書いてある方は、5年に一度、国保組合からの補助額を差し引いた金額で、節目健診を受けられるチャンスです。
 対象者は節目健診と東京土建健診のいずれかを選んで受診できます。土建国保ガイドやホームページで、節目健診の受診が可能な契約機関を選んで、直接予約をしてください。
 年が明けると、健診機関が混み合いますので、早めの予約をお願いします。

各支部が主催する健診の実施予定


こんなときどうする?


「東京土建健診を知ろう 第13回」


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