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国保組合だより2196号(1月1日号)

健診・保健指導の受診で自分の健康と国保組合を守りましょう


健康ウォーキング2016のようす

新春を迎えて
理事長 宮田 清志


宮田 清志理事長

 新年明けましておめでとうございます。組合員、御家族の皆さんは、健やかに新しい年を迎えられたことと思います。
 昨年は、11月に健康ウォーキングを開催し、青空のもと、港区の愛宕神社や六本木ヒルズなどを巡るすばらしいコースで、ウォーキングを満喫しました。今年は母体が70周年ということで、秋に行なわれる土建まつりの中で何ができるか、検討をしているところです。
 国土交通省はこの間、設計労務単価を2012年度比で約36%引き上げました。皆さんの賃金は上がっていますか?秋に行なわれた大手企業交渉でも、全建総連東京都連合会の賃金調査でも、なかなか賃金が上がった状況にはなっていません。
 政府の骨太方針2015では、社会保障関係費の伸びを2016〜2018年度の三年間で1・5兆円程度に抑制するとされ、2017年度は6千4百億円を5千億円まで圧縮するとしています。大儲けをしている大企業には、減税ではなく応分の負担を求めることが必要ではないでしょうか。今後の社会保障制度改革の中でも患者負担は増え続けます。賃金が上がらない中、建設国保は本当に命の綱となっています。
 昨年は熊本、鳥取、福島と地震の多い年でした。また、観測史上初めて東北地方の太平洋側からの台風上陸と、自然災害が多くの方々に甚大な被害をもたらしました。被災された皆様には心よりお見舞申し上げます。
 私は5月と11月に熊本に行きましたが、被害はすさまじく、何年経てば元の町になるのかと重い気持ちになりました。しかし熊本の仲間は元気で、「こうした状況になり、ますます組合が大切だと思う」と仲間を増やしており、本当にすばらしいと思いました。11月には福島にも行きました。東日本大震災から6年が過ぎようとしています。原発事故によって、地域社会は原発からの距離や放射線量で分断され、人間関係にもさまざまな亀裂が生まれているという話を聞き、言葉を失いました。自然災害は私達の手で止めることは難しいですが、日頃から何か起きた時の備えをしておくことが大切だと思います。
 11月22日の予算要求大会への参加、大変ありがとうございました。国や都の補助金は、皆さんの運動や、母体組合役員と書記局の皆さんのご尽力で、国や都でも概算要求では増額となり、医療費の伸びも含めて、一人当りの単価は上がるかもしれません。
 しかし、制度上の問題点や医療費の伸び、特に今年度は高価なC型肝炎やがんの治療薬の影響で、国保組合の運営は大変な状況です。現役世代の負担軽減のためにも、公費の負担増を求めていきたいと思います。
 がん対策について、国は、11月に行なったアンケートを精査して、国保組合への補助のあり方を示していくとのことでしたので、多くの組合員ががんで亡くなっている状況や、早期発見・早期治療のためにも、国保組合としてしっかり対応したいと思います。
 マイナンバー制度が始まり、国保組合は皆さんの個人番号を登録する必要があります。
 今後は住基ネットからも番号を取得しますが、それでも番号を取得できない方が出てくるかもしれません。その時は、ぜひご協力をお願いします。
 最後はいつものお願いです。受診券が残っていませんか?皆さんが健診を受けることは、自分の健康を守ることだけではなく、健診受診率は保険者機能の一つの指標となり、国保組合の存在意義を高めることにもつながります。ぜひご協力をお願いします。
 本年も組合員と家族の皆さんが健康で希望の持てる年となるよう祈念して、年頭の挨拶とします。

保険証に受診券が付いている方へ
健診受診券の使用はお早めに!

今年度の健診受診券 有効期限は3月末
 東京土建国保に加入している組合員と19歳以上の家族は、一年に一回、東京土建健診が自己負担なく受けられます。健診受診券の有効期限は、3月末日までです。
 保険証に受診券が付いている方は早めに使いましょう。

 東京土建健診とは
 自治体等で行なう法定健診と比べて、検査項目が充実した内容の健診で、自己負担はありません。
 また、職業病対策として、胸部レントゲンの再読影も行なっており、建設産業で働くみなさんに最適な健診です。一年に一回、自分の身体のチェックをしましょう。

 健診の受け方
 健診の受け方を、次の@ABで国保組合がおすすめする順番に説明しています。@Aは自己負担がありませんが、Bは窓口で健診費用を支払ったあとに、申請により、費用 の一部を補助金として支給する制度です。ご注意ください。
 @支部集団健診で受診(東京土建健診)
 各支部が主催し、支部会館や地域の学校の体育館などを会場にして、日曜日などに集団健診を実施しています。日程・会場などは各支部にお問い合わせください。
 A健診契約機関で受診(東京土建健診)
 国保組合の健診契約機関に直接連絡をして、健診の予約・受診をします。自宅や職場の近くなど、自分の都合に合わせて、健診機関を選び受診することができます。
 健診契約機関は「土建国保ガイド」または国保組合ホームページでご確認ください。
 B契約外健診機関で受診(特定健診)
 かかりつけ医などの国保組合の契約外の健診機関で特定健診等を受診した場合、健診を受けたあとに、必要な書類を用意して、所属の支部で補助金の申請をしてください。
 自己負担した健診費用の一部(特定健診の項目のみの場合は上限5千円、胸部レントゲンも受けた場合は上限7千円)が補助金として支給されます。

 がん対策
 2015年4月から、東京土建健診に大腸がん(便潜血)検査が加わりました。
 2016年4月からは、さらなる「がん対策」として、東京土建健診と同時に行なう「がん検査(胃・乳・子宮・前立腺)」に一部補助を実施しています。
 これらの検査を、対象となる年齢の方が受ける場合、国保組合からの補助金を差し引いた金額で、がん検査を受けることができます。
 詳細はホームページをご覧いただくか、所属の支部または国保組合・健康増進課までお問い合わせください。

見本
保険証の下に受診券が残っている方は早めの受診を


給付金・補助金の支払日


マイナンバーに関する重要なお知らせ


就業実態申告書、及び業種確認書類の提出はお望みでしょうか?

酉年家族のご夫婦に聞きました

 2017年の干支は酉(とり)です。今回は小金井国分寺支部所属のNさんご夫婦に、昨年の感想や今年の抱負などをうかがいました。

【小金井国分寺・塗装・Nさん】
 小金井国分寺支部所属のHさんとKさんは、お二人とも酉年生まれのご夫婦です。
――自己紹介をお願いします
 Hさん「職種は塗装業です。仕事を始めたきっかけは、おじさんから声を掛けられたことで、職歴は35年くらいになります」
――2016年はどんな一年でしたか?
 Hさん「仕事面では、単価が上がらずとても厳しい一年でした。生活面では、五年くらい前に脳梗塞で倒れてしまい、いまも病院で薬をもらっているので、体調は万全ではありません」
 Kさん「二十年近く、企業の社員食堂でパート勤めをしています。昨年は、特に変わったことはありませんでした」
――2017年はどんな一年にしたいですか?
 Hさん「やっぱり仕事面で、単価が上がってほしいです。先代のおじがやっていた30年くらい前のバブルの頃は、景気が良かったけど、今は本当に厳しい。アベノミクスで景気が良くなると言われていたけど、我々にはまだ恩恵がないので、今年は景気が良くなってほしいです」
 Kさん「家族みんなが健康であれば良いですね。あとは、主人の仕事が順調になれば、私もパート勤めを辞められるので、早くそうなればいいです」(笑)
――ご主人は料理が得意との事で、ふだんから、台所で腕をふるっているそうです。この年末年始も、おせち料理を何品か作る予定とのことでした。また、取材の中で娘さん夫婦もふたりとも、酉年との事が判明しました。みなさん今年も健やかにお過ごしください。

第一回抽選結果 けんこうチャレンジシート

健康教室でチャレンジシートを配布
 みなさん健康教室をご存知ですか?各支部で、講師に医師や保健師を招いて、減塩、運動などについて必要な知識や考え方を学び、高血圧、糖尿病などの生活習慣病予防や生活習慣の改善、健診受診のきっかけになるよう、支部や分会で実施しています。
 昨年4月からは、みなさんの生活習慣改善のきっかけとなるように、健康教室に参加された方に「けんこうチャレンジシート」をお配りしています。
 ご自分で、健康に関する目標などを設定し、その取りくみを二週間記録し、記録したシートを提出された方の中から抽選で、体組成計などの健康グッズが当たります。
 まだチャンスはありますので、みなさん、健康教室に奮ってご参加ください。
 また、お手元に「けんこうチャレンジシート」をお持ちの方は、記録して提出をお願いします。

二週間のチャレンジで体組成計が当選
【文京・電気・Sさん】
 7月に参加した健康教室で「けんこうチャレンジシート」が配られたので、取りくみを記入して提出しました。
 その後、忘れた頃に国保組合から「抽選の結果、体組成計が当たりました」と連絡があり、とても驚きました。
 私は「毎日体重を測る」ことを目標に設定し、二週間のチャレンジを行ないました。
 取り組みの結果、体重は変わりませんでしたが、毎日体重計に乗ることで、より体重を意識するようになりました。
 以前に東京土建の健診で、オプションの胃カメラ検査を受けたところ、「食道がん」が見つかりましたが、早期発見できたおかげで、大事には至りませんでした。
 私はこれからも健診を受けて、塩分を控え、健康に過ごしていきたいです。今やっている運動は、自転車で走り回っていることくらいですが、ウォーキングを始めたいと思っています。
 健康教室は医師などの専門家が、健康に関することを分かりやすく教えてくれます。
 とても楽しいので、まだ参加したことがない方は、一度参加してみましょう。


健診契約機関の変更


こんなときどうする?〜家族の独立編〜


「東京土建健診を知ろう」第15回 検診結果の見かた 肝機能


がん相談


健康ウォーキング2016のご報告


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